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社会福祉法人北条福祉協会
〒799-2414
愛媛県松山市立岩中村甲345番地
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広報紙【令和5年度】

No.220

「椿まつり・椿神社」

 
 「椿さん」「椿神社」の正式名称は、伊豫豆比古命神社(いよずひこのみことじんじゃ)。松山だけでなく多くの地域の人々から「椿さん」の愛称で親しまれています。        
 この伊豫豆比古命神社は、「縁起開運、商売繁昌」などの御利益があるとされ、創建から二千三百年ともいわれる歴史ある神社です。椿神社と言われる名前の由来には諸説ありますが、もともとこの近辺は、大昔は海で、「津(港)の脇」にあったことから「つわき」がなまりいつの間にか椿になった、あるいは、境内に生えている椿から椿神社として名付けられたという説があります。今でも境内には、椿が生い茂っており、季節によっては美しい姿で彩られています。


No.219

「二○二四年」

 今年は十干・十二支で「甲辰(きのえたつ)」になります。「春の日差しが、あまねく成長を助く年」になるそうです。あまねく光に照らされ、急速な変化が起きる年になることを指し示しているそう。目に見える表だった行いも、これまで人目に付かなかった行いも、ありとあらゆるすべてに光が当てられ、大きく変化していく年になるかもしれない・・・と言われると、毎日こつこつと頑張っていたことが実を結んだり、花開いたりするのでしょうか。七月には新紙幣が発行され、八月にはフランスのパリで夏季オリンピックが開催の予定です。
 どんな一年になるのか楽しみですね。
 

No.218

「季節の移り変わり」

 こちらの写真は、十月二十日十七時半頃、高縄荘の玄関先から撮ってみました。日が暮れるのもすっかり早くなりました。秋は、夏の暑さから冬の寒さへと移ろうとする変化の季節でもあります。木々の葉が色づいていく紅葉も、秋ならではの特徴でしょう。また、秋は、寒暖差が大きく、体調を崩しやすい時期でもあります。それに伴い、健康には気を配りたいものです。
 人間は動物と違って、気温の変化に対して服装を変えて季節を楽しむことができます。きっと、動物から見ればとても羨ましいと思います。季節の変化で体調を崩したりすることもあるかもしれませんが、せっかく変化を楽しめる能力が備わっているのですから、しっかりと楽しんでいきましょう。

No.217

「秋の夕暮れ」

 秋の夕暮れにはもの悲しさと、郷愁をそそる寂しさがあります。日本には四季があり、それぞれに夕暮れは趣があり風情があります。中でも古来より秋の夕暮れは好まれて、わびしさ寂しさのそこはかとなく漂う気配が日本人の情感にピッタリとくるのでしょう。新古今和歌集や、枕草子にも秋の夕暮れについて語られています。 
 また、秋の夕暮れは夏とは違い、つるべ落としといわれるほどに日照時間も少なく早く暮れていきます。黄昏時の景色もセピア色、それらのことがさらに人の心を切なくして感傷的で詩的にさせるのかもしれませんね。さて、皆さんはどんな秋を堪能されるでしょうか。私は食欲の秋を堪能したいと思います。

No.216

「七 夕」

 七月七日(たなばた)と言えば、織姫と彦星が年に一度再開する日、短冊に願いを書いて星に願う日として有名ですが、どうしてそのような日になったのでしょう?七夕のルーツは中国の星伝説にあります。いくつかありますが一般的な伝説のあらすじとして、【天の川西岸にすむ機織りの織姫と東岸に住む牛使いの彦星が天帝の勧めにより結婚しました。しかし、二人は仲睦まじいだけでなく働かなくなり怒った天帝は天の川を隔てて二人を離れ離れにしました。仕事に励むことを条件に七夕の夜に限って再会することが許され、七夕になると天帝の命を受けたカササギの翼にのって天の川を渡り、年に一度、再会するようになりました。】
七夕のメインテーマは恋愛だと思われがちですが、ふたりが引き裂かれ再会に至る経緯から、技芸に励み働くことの大切さを説いた話であることがわかります。

No.215

「コロナと共存」

 5月8日から新型コロナウィルス感染症の位置付けが5類感染症に移行されました。それに伴い、少しずつコロナ以前の状態に戻っていますが、コロナが無くなったわけではなく、共存していかなくてはなりません。高齢者施設で働く私達職員は、引き続き感染対策を行い、気を付けなければなりません。また、家族の方々や関係者様にも引き続きご協力をお願いする事があると思います。5類に移行したばかりでこれからの対応に不安もありますが、よろしくお願いいたします。
 あやめ荘では、5月より利用者様のマスクの着用はしていません。マスク着用時は、皆様積極的にマスクを使用され、そのおかげか風邪をひかれる方が少なくなった印象でした。これからは行事や外出等に参加してもらう機会が増えますので、よりパワフルに元気に過ごせてもらえたらと思います。
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